【横浜市】の歴史を語る上で欠かせない“美しい博物館”のようなクラシックホテル「ホテルニューグランド」
WRITTEN BY 佐原ねお
「厨房から客席を振り返ると、カウンター席がほぼ全員常連さんで埋まっている日もあります」
「それだけうちのメニューには“また食べたくなる中毒性”があるのだと思います。なかでもランチタイム限定の『麻婆麺』は、男性でも満足のいくボリュームと人気で、夏は行列ができます」
お店の看板メニュー「薬膳麻婆麺(1,200円)」についてそう話すのは…

「取材をうけてくれるだろうか?」そう感じながら取材・撮影をお願いした、小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」から徒歩1分の関根ビル2Fに入る、中国と台湾のミクスチャーをうたう中華料理店『蛙吽(わおん)鵠沼本店』(以下、『蛙吽』)の店主・山尾さん。

ビル自体は、人通りの多い鵠沼海岸商店街にあるものの、ネオンが目立つ外観や、薄暗い店内の雰囲気から、なんとなく硬派な印象で、ひとりで入店するには少々勇気がいるお店。

それについて、「映画のワンシーンを思わせるような店づくりが、独特な雰囲気を醸し出しているのかもしれません。少しクールに感じるスタッフの存在も、その空気感をさらに引き立てているのでしょう(笑)。昼間は回転が速く、お客さまとゆっくり話す時間が取れないこともありますが、夜は居酒屋としてゆったりとした時間を過ごせるのでおすすめですよ」と山尾さんは笑います。
昼下がりに訪れた店内のようすはこんな感じ。

想像よりもディープさはなく、物がきちんと整えられた空間と、細部までこだわったインテリアのレイアウトが、料理を待つひとときにさりげない楽しさを添えている印象。入店をためらうのは、少々もったいない気がしますよね。
では、今回は食べた人に衝撃を与える看板メニュー「薬膳麻婆麺(ランチタイム限定)」に焦点を当てます。辛さは調整可能。今回はデフォルトでいただきます。

料理名に“薬膳”と冠するだけあって、豆板醤・甜面醤・唐辛子などをはじめ、30種類以上のスパイスを使用する『蛙吽』の「薬膳麻婆麺」。
そこに香り高い自家製ラー油をたっぷりとそそぎ、立体感のある味わいに仕上げます。

5分ほどでやってきた麺がこちら。

まるで異世界から現れた未知の料理のような圧倒的な存在感を放つ「薬膳麻婆麺」。食欲を刺激する香りも力強く、ただならぬ気配を漂わせます…。
リアルな色味を引き出すため、続きは白い背景で撮影。

色濃い真っ赤な自家製麻婆スープに浮くのは、ネギ・フライドオニオン・山椒・卵黄・大きくカットした豆腐・粗挽き肉など。

餡は、ほどよくマイルドな塩気と、“美味しさのギリギリ”を攻めた華やかな辛さが特徴。濃厚で固めに仕上げられており、麺にしっかりと絡む絶妙なバランスを実現しています。

麺は、「麻生製麺(平塚市)」の中太麺。時間が経ってもコシがしっかりとしているワシワシ系で、抜群の食べ応えです。
まずはそのまま豪快にいただきます。

旨っっっ!!
家庭的な麻婆スープとは一線を画す、革新的な味わい。
多彩なスパイスや素材が使用されているものの、味の輪郭が鮮明でキレのある仕上がり。一度食べ始めると、無我夢中で引き込まれる不思議な美味しさです。
途中で卵黄を溶いて味変すれば…

味のふくよかさがグレードアップ。

熱さと辛さに圧倒されつつも、手が止まらない筆者(勢い余って何度かむせる。笑)。辛いのにスルスルと食べ進められるまさに“旨い麺”で、気がつけばあっという間に器が空っぽに。これは冬の寒さを忘れさせてくれる最強のランチかも…。
食後はじわ~っと汗ばむ心地良い感じで、ドリンクをガーッと飲んでお店を後にしました。

繰り返しになりますが、ご紹介した「薬膳麻婆麺」は、ランチ限定メニューです(オプションで、スープやライス、点心、デザートなども付けられます)。
また、「薬膳麻婆麺」だけでなく、「黒酢油淋鶏」「ブラックチャーハン」「レバニラ」「鶏そば」など、個性的なメニューから定番料理まで多彩なランチメニューがそろいます。
ほんの少しの冒険心を持って、ぜひ一度お店に足を運んでみてください。
※2024年は12月31日のランチ営業まで、年明けは2025年1月4日のランチ営業からとなります。なお、最新情報は公式Instagram(外部リンク)で発信していますので、ぜひチェックしてから訪問を。
基本情報
店名:蛙吽(わおん)鵠沼本店
住所:藤沢市鵠沼海岸2丁目3-9関根ビル2F
アクセス:小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」から徒歩1分
電話:0466-53-9165
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
公式ホームページ(外部リンク)
公式Instagram(外部リンク)
※詳細は『蛙吽 鵠沼本店』の公式サイトをご確認ください。
取材・校正協力 蛙吽 鵠沼本店 山尾様
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ころんころ
神奈川県を中心に活動するライター。
「読まずにいられない記事タイトル」を信条に、地域の魅力や出来事を伝える。
2021年~2026年まで Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイターとして活動。
2024年には ベストエキスパート2024 を受賞。
このほか、昭文社「まっぷるトラベルガイド」をはじめ、複数媒体・紙面で執筆。現在は「湘南経済新聞」などで執筆する。
元証券会社人事部出身。
年金アドバイザー資格(最上位2級)を持ち、キャリアや生活に関するテーマにも強みを持つ。