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神奈川県 -藤沢市

【絶望】近所の寺で引いた“最凶おみくじ”『恐』の真相『龍口寺(りゅうこうじ)』藤沢市

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ころんころ

【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。155カ所目は藤沢市片瀬にある『龍口寺(りゅうこうじ)』の「おみくじ」です。

日蓮宗の霊跡本山として知られる、歴史と信仰が深く息づく特別な寺院『龍口寺』。

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本尊は大曼荼羅(だいまんだら/日蓮の教えである国家安寧の思想を視覚的に表現したもの)。

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鎌倉時代の後期、日蓮聖人は「立正安国論」という書を著し、法華経の教えによって国を安定させ、人々を救おうと説きました。

しかし、その活動を危険視した幕府は、聖人を龍ノ口で処刑しようとします。ところがその時、江ノ島の方角から満月のような光が飛んできて、役人たちは恐れおののき、処刑は中止に。聖人は奇跡的に助かったと伝えられています(「龍口法難(りゅうこうほうなん」)。

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『龍口寺』の「大本堂(だいほんどう)」

『龍口寺』の「大本堂(だいほんどう)」

この「龍口法難」を今に伝えるため、『龍口寺』では毎年9月11日から13日にかけて「龍口法難会(りゅうこうほうなんえ)」という法要が行われ、多くの人が訪れます。

そんな同寺の境内には、藤沢市指定重要文化財の大本堂や、神奈川建築物百選に選ばれた県内最古の五重塔など、歴史を伝える建築物が多く残ります。

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『龍口寺』の「仏舎利塔」

『龍口寺』の「仏舎利塔」

裏山にそびえる「仏舎利塔」は、1970年にお釈迦様の遺骨を納めるために建てられた印象的な建造物。特徴的な頭頂部は遠く離れた場所からも確認できるので、気になっていた方も多いかもしれません。

また、裏山は高台になっており、相模湾や富士山を一望できる“隠れた絶景スポット”としても知られています。

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ところで、この『龍口寺』には、ほかの寺社とは一線を画した「おみくじ(100円)」があります。

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それは、通常の“末広くじ”の8倍にあたる、全64通りがあり、単なる吉凶を示すだけでなく、最も吉い「栄・宜・遅」、最も凶い「恐(おそれ)」が設けられたもの。

「恐」は字面こそ厳しい印象ですが、私たちの怒り・貪り(むさぼり)・愚かさといった性向を正し、反省を促すことで、仏の教えに沿った生活への指針となっています。

以前、『江島神社』の記事でも少し触れた通り、今年は「災難続きの人間」と自称する筆者。さっそく「おみくじ」を引いてみました。すると…

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「“恐”課陳勾」

「“恐”課陳勾」

一発で「恐」が出ました(すごくないですか?筆者の今年の悪運…滝汗)。

もう、なんと言っていいのやら…

絶望としかいいようがありません。。。

しかし、ここまでくると、変な笑いすら込み上げてきますね(笑)。実際に「恐」を引いた直後は、「やっぱりか…」と思うと同時に、言葉も発せないほど完全にフリーズ状態でしたけど。。。

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さて、内容としては、“今は慎重に過ごすべき停滞期”というもの。

焦らず、無理せず、心を整えて過ごすことで、やがて運気が変わる兆しも見えてくる――そんな“警告と希望”が込められていると勝手に受け取りつつ、『龍口寺』の吉村さんに詳しくお話を伺いました。

通常の末広くじの8倍にあたる全64通りがある理由については、「資料等を確認したもののその理由まではわかりませんでした」と話す吉村さん。

続けて、「当寺のおみくじは“辛口”で有名です。人生には山も谷もあり、日々の暮らしの中にはさまざまな出来事が訪れます。おみくじは、そうした人生の営みにそっと寄り添い、その時々の運勢をひもとくものです。良いことも、少し立ち止まりたくなることも、すべてを日々の指針として受け取っていただければ幸いです」と言います。

なお、「恐」を引いた場合は、本堂前にある「おみくじ返却処」へそっと結んでから帰るとよいそうです。

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ご紹介した『龍口寺』の「おみくじ」。1年もあっという間で、もうすぐ年末です。初詣の際に、ぜひ挑戦を。

この記事を読んだあなたなら、たとえ「恐」を引いてもパニックにならず、冷静に1年を過ごせるはずです…たぶん。笑

基本情報
『龍口寺』
住所:藤沢市片瀬3-13-37
電話:0466-25-7357(午前9時30分~午後4時00分)

公式ホームページ(外部リンク)
※詳細は『龍口寺』の公式サイトをご確認ください。

取材・校正協力 龍口寺 吉村様

この記事を書いた人

ころんころ
ライター

ころんころ

神奈川県を中心に活動するライター。
「読まずにいられない記事タイトル」を信条に、地域の魅力や出来事を伝える。

2021年~2026年まで Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイターとして活動。
2024年には ベストエキスパート2024 を受賞。

このほか、昭文社「まっぷるトラベルガイド」をはじめ、複数媒体・紙面で執筆。現在は「湘南経済新聞」などで執筆する。

元証券会社人事部出身。
年金アドバイザー資格(最上位2級)を持ち、キャリアや生活に関するテーマにも強みを持つ。

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