【横浜市】の歴史を語る上で欠かせない“美しい博物館”のようなクラシックホテル「ホテルニューグランド」
WRITTEN BY 佐原ねお
藤沢市のみなさまこんにちは。地域クリエイターの筆者ころんころです。
歯医者といえば「虫歯治療」——そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
けれど今、子どもたちが歯科に通う理由の多くは“虫歯ではない”というのです。
そこで今回は、昨日に続き、地域密着型の歯科医院の一例として『Ken歯科』にフォーカス。“今どきの小児歯科”がどんな役割を担っているのか、その現場からお届けします。
※本記事で紹介する症例や取り組みは、すべての子どもに当てはまるものではなく、個々の状況に応じた対応が必要です。

小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」から徒歩1分の場所に位置する『Ken歯科』。
前回の参考記事:なぜ人気?「歯医者嫌いな私を変えた」そうクチコミで広まる『謎の歯科』へ行ってみた/藤沢市
院長・中村健先生を中心に、女性歯科医師を含む歯科医師7名、歯科衛生士11名をはじめとする計28名の医療スタッフが連携。予防歯科を軸に、虫歯・歯周病治療から口腔外科、矯正、インプラントまで幅広く対応し、週末の土日も診療を行っています(祝日のみ休診)。

数ある診療の中でも、同院が特に力を注いでいるのが“小児歯科”。
先に触れたように、中村先生は「最近、子どもたちが歯科を訪れる理由は、虫歯ではないことが多いんです」と語ります。
いま、子どもたちの口の中で何が起きているのか——
藤沢市で育つ子どもたちの間でも、現代ならではの生活習慣や発達の課題が、歯科の現場に静かに現れはじめています。

2018年に日本歯科医学会によって新たに定義された病名「口腔機能発達不全症」。
生まれつきの障害がない18歳未満の子どもにおいて、噛む・飲み込む・話す・呼吸するといった口の機能が十分に発達していない、あるいはうまく獲得できていない状態を指します。

具体的には…
・口呼吸の癖がある
・いびきをかきやすい
・歯並びが乱れている
・口をぽかんと開けている時間が多い
など、症状は幅広く多様なかたちで現れます。
その原因には、口呼吸や指しゃぶりなどのクセに加え、姿勢の悪さ、アレルギー等による鼻疾患、食生活の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っているといわれています。※症例はすべての子どもに当てはまるものではありません。

この「口腔機能発達不全症」について、「最近は、ガムを長く噛めずに口からこぼしてしまう子や、待合室で口が開いたままの“お口ポカン”の状態の子も増えています。地域の子どもたちの間でも見られる、身近な変化ですね」と話す中村先生。
こうした変化に気づくためには、“日ごろの何気ないようすを見守ること”と“早めのサポート”が大切だといいます。

例えば、子どもの歯並びや噛み合わせを整える矯正治療は、「成長期だからこそできるケア」と中村先生。
痛みが少なく、永久歯を抜かずに済むケースもあるため、“今のうちにできること”として相談に訪れる親子もいるそうです。
(藤沢の歯医者さん|Ken歯科で始める子ども矯正)
※詳細はKen歯科「小児歯科専門サイト(外部リンク)」をご確認ください。
そんな子どもたちの診療に向き合う中で、中村先生が大切にしているのは「もしこの子が自分の家族だったら」という気持ち。「自分がされたくないことは、どんな状況でも行わない」——この信念のもと、地域の子どもたちひとりひとりに向き合っています。
その姿勢は、治療の方針や進め方にも表れています。

例えば、歯の型を取るときには、専用のスキャナー(口腔内スキャナー「アイテロ(iTero)」)を使い、子ども自身が自分の歯を画面で見られるようにしていること。「これ、わたしの歯?」と興味を持つことで、治療の説明も自然と伝わりやすくなるといいます。
また、診療そのものが苦手な子には、ほんのり甘い香りのする空気を鼻から吸ってもらいながら、リラックスして治療を受けられるようにしています(笑気麻酔(笑気吸入鎮静法))。

「怖くないよ」と伝えるだけでなく、実際に安心できる環境を整える——
そんな細やかな気配りが、街の人気歯科『Ken歯科』の優しさです。

歯は、“見た目”や“食べるための道具”にとどまらず、全身の健康と長く深く関わる存在。
そのため、「湘南のように災害リスクのある地域では、避難生活中の口腔ケアも大切」と話す中村先生。「防災バッグに、歯ブラシやマウスウォッシュを入れておきましょう。もちろん、子ども用の歯ブラシも忘れずに。そんな小さな備えが、命を守る力になります」といいます。
街の特性を意識しながら、子どもの頃から口の健康を守る習慣を育てること。それが、大人になっても自分の歯で食べ、笑い、健やかに暮らすための近道です。
11月8日は「いい(11)・歯(8)」“いい歯の日”。この機会に、家族みんなでお口の健康を見直してみてはいかがでしょうか。
※本記事は、『Ken歯科』院長・中村健先生のご確認・ご助言をもとに執筆しています。
基本情報
Ken歯科
住所:藤沢市鵠沼海岸2丁目5-5
アクセス:小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」から徒歩1分
電話:0466-37-4618
駐車場:有り
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
※詳細は『Ken歯科』の公式サイトをご確認ください。
取材・撮影・校正協力 Ken歯科 中村様
※本記事の取材に際し、『Ken歯科』院長・中村健先生には多大なるご協力と資料提供を賜りました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
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ころんころ
神奈川県を中心に活動するライター。
「読まずにいられない記事タイトル」を信条に、地域の魅力や出来事を伝える。
2021年~2026年まで Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイターとして活動。
2024年には ベストエキスパート2024 を受賞。
このほか、昭文社「まっぷるトラベルガイド」をはじめ、複数媒体・紙面で執筆。現在は「湘南経済新聞」などで執筆する。
元証券会社人事部出身。
年金アドバイザー資格(最上位2級)を持ち、キャリアや生活に関するテーマにも強みを持つ。