0
%
神奈川県 -川崎市

川崎市で“沖縄旅”してきました はいさいFESTA2026現地レポート

WRITER
鈴木よしえ

川崎駅前が、まるごと沖縄になる——そんな熱気に包まれたゴールデンウィーク。会場となったのは、イタリアの街並みを思わせる複合施設 ラ チッタデッラ。ここで開催された はいさいFESTA 2026 は、今年も“本物の沖縄体験”を求める多くの人で賑わっています。私が訪れた5月4日も、南国の香りと人々の笑顔があふれ、まるで川崎にいながら沖縄を旅しているかのようなひとときが広がっていました。

五感で味わう“沖縄の入口

会場に一歩足を踏み入れると、まず心をつかむのは食の魅力。100店舗以上が軒を連ね、沖縄そばやサーターアンダギー、ブルーシールアイスなど、定番からご当地グルメまで勢ぞろい。「味見だけでも楽しい」と感じるほどバリエーション豊かで、食べ歩きそのものがイベントの醍醐味です。

じゅーしー

中でも印象的だったのは、沖縄名物の炊き込みご飯「じゅーしー」。具材には豚肉、昆布、椎茸、にんじんなどが細かく刻まれ、出汁の旨味がしっかり染み込んだ一品。素朴ながら奥深い味わいに、「これぞ沖縄の家庭の味」と頷く来場者の姿が見られました。

川崎と沖縄、深いつながりについて、一般財団法人 川崎沖縄県人会 名誉会長 比嘉孝さん

会場で話を伺ったのは、一般財団法人川崎沖縄県人会の名誉会長・比嘉孝さん。川崎と沖縄の関係について、こんな興味深い話を聞かせてくれました。

「川崎と沖縄は、実は100年以上のつながりがあるんです。そして今年は、那覇市との友好都市提携30周年。沖縄文化は、もうこの街の日常の一部なんですよ。」

さらに、沖縄人気の高まりについても言及。「観光客はハワイを超える勢いとも言われていますし、このフェスタに出ること自体がステータスになっている」と語り、イベントの成長ぶりを実感させてくれました。

うるま市 経済産業部 観光・スポーツ課 観光振興係 普天間翔吾さん

続いて話を伺ったのは、沖縄県うるま市の職員・普天間翔吾さん。3年連続で出展しているというブースでは、観光PRだけでなく、現地事業者とともに“顔の見える発信”を行っているのが特徴です。

「実際にうるま市から来た事業者と一緒に、リアルな魅力を伝えています。ここで興味を持っていただいて、次は現地に来てもらえたら嬉しいですね。」

うるま市は沖縄本島中部に位置し、美しい海中道路や世界遺産・勝連城跡などで知られるエリア。会場での出会いが、次の旅へのきっかけになる——そんな“つながり”が生まれているのも、このフェスタの大きな魅力です。

グルメ、音楽、伝統芸能、そして人との出会い。はいさいFESTA は、単なるイベントを超え、川崎と沖縄を結ぶ“文化の架け橋”として進化を続けています。

川崎銀柳街では、アーケードを泳ぐ150匹のこいのぼりの下でエイサーが披露された

川崎銀柳街の会場ではエイサーの力強い太鼓の音が響き、笑顔で踊る人々の姿が印象的でした。その光景は、遠く離れた沖縄の風土や精神が、確かにこの街に息づいていることを物語っています。

「次は本場・沖縄へ行ってみたい」——そんな気持ちを胸に、多くの来場者が会場を後にしていました。川崎から広がる沖縄の魅力、その余韻はしばらく消えそうにありません。

【開催概要】

イベント名:はいさいFESTA 2026

開催期間:2026年5月2日(土)〜5月6日(水・祝)

開催時間:10:00〜20:00(L.O. 19:30)

会場:ラ チッタデッラ (住所:川崎市川崎区小川町4-1)他

(チネチッタ通り、川崎銀柳街、JR川崎駅東口駅前広場、川崎ルフロン、アトレ川崎 ほか)

入場料:無料(一部コンテンツ・ライブは有料)

主催:チネチッタ通り商店街振興組合/株式会社チッタエンタテイメント

主な内容:沖縄グルメ・物販(100店舗以上)エイサー演舞(観覧無料)野外フリーライブ(約50組出演)体験企画(ちんすこうつかみ取り、三線体験など)有料音楽イベント(CLUB CITTA’)

この記事を書いた人

鈴木よしえ
おしゃべりライター

鈴木よしえ

元山形テレビアナウンサー。フジテレビ、テレビ朝日などの情報・ワイドショー番組でリポーターを務めたほか、FMラジオのパーソナリティ、各種イベント司会として活動。
現在はこれまでの取材経験を活かし、地域のニュースや人物、文化、産業の魅力を映像と記事で発信している。カメラ・音楽・ナレーションまで一貫して手がけ、生まれ育った地域をはじめ、各地の“まだ知られていない大切な物語”を丁寧に伝えている。
かわさき産業親善大使・タレント名鑑掲載。

このライターの記事を読む
BACK