【横浜市】の歴史を語る上で欠かせない“美しい博物館”のようなクラシックホテル「ホテルニューグランド」
WRITTEN BY 佐原ねお
日清食品が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発した世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を野口さんが食した日からちょうど20年と1日が経過した2025年7月29日。みなとみらいにある日清食品の体験型食育ミュージアム「カップヌードルミュージアム 横浜」で、夏休み特別セミナー「クイズで学ぼう!宇宙飛行士 野口 聡一の宇宙と食のせかい」が開催されました。
今回は横浜市のニュースではあるのですが、全国の人に知ってもらいたいイベントとして紹介したいと思います。

人類初、宇宙でラーメンを食べた野口さんが、カップヌードルミュージアムの名誉館長に就任して早3年。今回の特別セミナーは、「カップヌードルミュージアム」の横浜と大阪で2022年から毎年夏休みに開催されている子供向けのイベントで、今年で4回目となります。
今回は新たな取り組みとしてクイズ形式での開催となりました。4択クイズが全部で10問。会場参加の全問正解者には野口さんからプレゼントが予定されているとあって、会場で参加する子供たちは始まる前からやや緊張した面持ち。
会場には小学4年生から6年生まで、抽選に当選した27人が参加。また、実は応募者のみオンラインからリアルタイムでつながることもでき、全国から小学生以外でもセミナーに参加できるようになっていました。

子供たちが待ちに待っていた野口さんが登場し、クイズの前にまずは会場参加者の出席確認です。神奈川県から来たという子供は半分未満。ほとんどの子が県外から来ており、遠くは福岡県から。
この様子からも、このセミナーが横浜だけでなく全国が対象となっているイベントである、ということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

横浜市で生まれ、神奈川県茅ケ崎市で幼少期を過ごした野口さん。最初のクイズは「幼少期の習い事は?」という問題。野口さんからは「野山を駆け回っていた」というヒントが出されます。
クイズの答えは「ボーイスカウト」。その経験が、宇宙飛行士になって仲間と協力し合って困難を切り抜ける課題に役立っていたというエピソードも教えてもらいます。
そのほか、宇宙ではどうやって寝るのかなど、宇宙に関する一般的な問題もあれば、野口さんの実際の体験や経験が元になっているものも。

クイズは、野口さんが実際に宇宙で撮影してきた映像や、興味深いトークを交えながら繰り広げられます。バラエティー番組でも、いつも楽しいトークを繰り広げてくれる野口さん。子供たちにもわかりやすい言葉で話が進められていくので、「カップヌードルミュージアム」の高い天井には、子供たちの宇宙への想像が広がっていたのではないでしょうか。

クイズは最後の「スペース・ラム発表会見で安藤百福が口にしたことばは?」という問題が難しかったので、会場参加者での全問正解は1名のみ。
9問正解は7名いて、野口さんの著書「宇宙飛行士だから知っている すばらしき宇宙の図鑑」がプレゼントされました。

クイズの後は野口さんへの質問タイムです。会場の参加者からは「鳥は宇宙で飛べますか?」など、なかなかいい質問がいくつかありました。ちなみに鳥が飛ぶ仕組みは、重力など地球上の環境を上手く活かして飛んでいるので、宇宙空間では バタバタしているうちに進むかもしれないけれども、地上のように進むことはできないのだそう。
また“宇宙遊泳”とは言うものの、人間がクロールする動きはできても、実は宇宙の環境ではなかなか進まないというような話も聞くことができました。

質問はオンラインからも受け付けていて、宇宙飛行士になるために、小学生でもできる体験についての質問も。
体力づくりや科学に対する興味を広げること、チームワークを大切にして、チームで動いて解決する経験などをあげている中――。宇宙飛行士は色々な国の人たちと働くので「今のうちにいろんな国の人たちと接する経験があるといいかな」と言っていたのが印象的でした。

その後、会場参加者は「マイカップヌードルファクトリー」へ移動。筆者は野口さんの囲み取材に参加させていただきました。筆者は名誉館長である野口さんの、「カップヌードルミュージアム」お気に入りスポットなどを質問。
真っ先に出たのは、“自分が好きなラーメンはこんなふうに作れるんだ”と感じられる「チキンラーメンファクトリー」と、修学旅行にみんなで作って思い出になりそうな「マイカップヌードルファクトリー」。
「個人的に僕が好きなのは、発明小屋(「百福の研究小屋」)っていう、安藤百福さんが「世界で初めてインスタントラーメンを発明した “掘っ建て小屋”のジオラマがあるんですけど。あれはやっぱりいつ見てもすごい。すごい時代だ、朝ドラみたいだなと思います」と笑顔で答えていただきました。

「宇宙のことや食の不思議とか興味を持って、この夏を精一杯楽しんでほしい」と野口さん。取材ではこのセミナーについて、必ずしも宇宙に限る必要はなく、宇宙をきっかけに科学の色々な可能性に思いを広げて興味の範囲を広げる中で、新しい可能性に気づいてくれればということを語っていました。

セミナーを見学した子は「クイズ形式になっているから、わかりやすくて参加しやすかった。これを観てないお父さんにクイズを出してみようかな。宇宙にも興味が出てきたけど、とにかくいまは早くカップヌードルが食べたい」とのこと。

宇宙での食事はバランスが重要と語られていた中で、33種類の栄養素とおいしさのバランス が考えられた「完全メシ」 の優秀さにも触れていました。
宇宙のことを知らなくてもハマってしまう。答えが間違ってても楽しい。なにより話が面白くて気さくな野口さんのことが大好きに、そして「カップヌードル」のことがもっともっと好きになる「カップヌードルミュージアム」の特別セミナー。
大きな画面の前に3世代集まってクイズに答えるのも楽しいので、オンラインの場合は大人数で参加するのも夏の思い出になりそうです。
「カップヌードルミュージアム」の特別セミナーなどの開催は、「カップヌードルミュージアム」公式サイトなどで告知されます。今回のセミナーのダイジェストは、8月中旬を目途に配信を予定しているそうです。
オンラインでセミナーに参加される方は、事前に「カップヌードル」を準備しておくのをお忘れずに。
カップヌードルミュージアム 横浜
公式サイト:カップヌードルミュージアム 横浜
住所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4
電話番号:045-345-0918 (案内ダイヤル)
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」から歩いて8分ほど
入館料:大人 (大学生以上):500円 高校生以下は無料
開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:00まで)
休館日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
※休館日は公式サイトの運営カレンダーでご確認ください。
*こちらの記事は、2025年8月2日にYahoo!ニュースにも掲載された内容です。
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