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宮崎県 -綾町

【綾町】8/4 橋の日に橋を見直す―尾堂橋の裏側、なぜあんな形?周りには何がある?

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omi

8月4日は橋の日です。綾北川と綾南川と二つの大きな川が通る綾町にとって、橋は生活における重要なインフラ。普段何気なく通る橋にもぜひ目を向けてみてください。みなさんも、その奥深さに気づくはずです。

橋の日とは

1985年に設定された宮崎発祥の記念日です。「橋の日公式サイト」によると、生活を支える橋に感謝し、橋や河川との触れ合いを通して、人と人、地域と地域を結びつけることを目的とした日ということです。橋が地域と地域を結ぶということは、これまで意識したことがありませんでした。

綾北川に架かる綾尾堂橋
綾北川に架かる綾尾堂橋

言われてみれば、たしかにその通りです。

綾尾堂橋:身近な橋の隠れた魅力

綾で橋と言えばだれもが思い浮かべるのは、観光名所の照葉大吊橋。

照葉大吊橋は、高さ250m、長さ250mの巨大な吊り橋
照葉大吊橋は、高さ250m、長さ250mの巨大な吊り橋

しかし今回は、生活と密着した橋を取り上げてみたいと思います。数ある生活に密着した橋の中から、綾尾堂橋を観察してみましょう。

中心部近くに位置し、綾北川を渡る橋です。中心部に進むとほんものセンター、反対方向だと宮原地区に向かいます。橋周辺からは、綾北川に広がる、のどかな光景が広がります。

綾北川
綾北川

橋の構造を知ろう

川に丸太を渡して作った丸太橋は、みなさんご存じだと思います。実は尾堂橋も、基本的にはこの丸太橋と同じ仕組みなのです。 川に柱を立てて、その上に「桁(けた)」という土台を渡し、道路を作る。これを「桁橋(けたばし)」と呼びます。綾町内でよく見かける、とてもシンプルな橋の作り方です。

つまり尾堂橋は、人類最初の橋であろう丸太橋と「桁橋」仲間なのです。

橋はこのような丸太橋に始まり、現在に進化していったのでしょう (画像引用:photoAC)
橋はこのような丸太橋に始まり、現在に進化していったのでしょう (画像引用:photoAC)

橋下から見ると良くわかるその造り

尾堂橋を下から見上げると、裏側がT字型になっているのに気がつくと思います。下の写真を見てください。道路が通る部分(床板)がTの字の「横棒」、下に下がっているのが「縦棒」のように見えます。これはT桁橋と呼ばれる構造の一つです。なぜこのような形なのでしょうか?

綾尾堂橋は正確には「プレテンT桁橋」と呼ばれる構造です
綾尾堂橋は正確には「プレテンT桁橋」と呼ばれる構造です

この形、実は橋の強度を高め、なおかつ工期の短縮などのメリットがあるそうです。他にも条件に合わせて色々な形があります。良く見るとTの縦棒の下部分が、わずかに横に広がっています。この形も、橋の強度を高める工夫の一つなのです。

このTの縦棒がすっと通っていて、美しさを感じます。

昔を偲ばせる柱の石造

橋の入り口にある「親柱」と呼ばれる大きな柱には馬の石像があります。かつて綾競馬が行われていた綾を象徴する石造ですね。

橋で触れ合う自然

橋のたもとにはナチュラルガーデンがあり四季の花が咲いています。

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夏の夜の歩道には、クワガタやカブトムシが歩いているので、足元をよく見ないと踏んでしまいます。

2025年7月上旬に出会ったカブトムシのメス
2025年7月上旬に出会ったカブトムシのメス

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橋に感謝を

綾の中心部は綾北川と綾南川に挟まれた地域にあります。役場や買い物に行くために、橋を利用するかたが多いでしょう。地理上、綾は橋によってつながっている町なのです。普段意識せず渡っている橋を、橋の日に意識してみませんか。そして感謝の気持ちを持って渡ると橋も喜ぶでしょう。

夜の綾尾堂橋からの光景。車通りは少なく、川の音と虫の声だけが聞こえてきます
夜の綾尾堂橋からの光景。車通りは少なく、川の音と虫の声だけが聞こえてきます

綾尾堂橋

住所:宮崎県東諸県郡綾町 (マップ)

この記事を書いた人

omi
パフォーマー

omi

古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。

仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。

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